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閃亜鉛鉱(Spalerite) [鉱物図鑑:硫化鉱物]

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Manualita Mine Yuali Prov, Junin Dept, Peru

ペルー産の閃亜鉛鉱(Spalerite)です。重晶石(バライト:Barite )も中央部に見えています。サイズ:25mm×50mm
閃亜鉛鉱は、硫化亜鉛が主成分ですが、不純物とし鉄が含まれます。写真の標本はで濃い色で鉄含有量が多いようです。六方向に完全な劈開があり結晶面や劈開面の強い光輝がありとても綺麗な鉱物です。
英名のSpaleriteはギリシャ語のspaleros(ごまかし)に由来するそうです、鉛鉱石の方鉛鉱に似ているのに、鉛を含まないからだとか・・・。

同じ硫化亜鉛の鉱物としては、ウルツ鉱(wurtzite)もありますが、こちらは結晶系が異なるります。閃亜鉛鉱が等軸晶系なのに対して、ウルツ鉱は六方晶系です。ウルツ鉱は、繊維状やぶどう状で産出することが多いため、別名繊維亜鉛鉱とも呼ばれる事もあります。

方鉛鉱(ガリーナ) [鉱物図鑑:硫化鉱物]

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Viburnum Trend, Missouri,U.S.A

今日は、方鉛鉱(ガリーナ)をご紹介します。サイズは、28mm×21mm

方鉛鉱(ガリーナ)は、閃亜鉛鉱,黄鉄鉱(パイライト)と同じ硫化物鉱物です。なんと言っても銀色に輝く強い金属光沢が特徴でしょう。完全な劈開を持つため、割ると立方体になりますが、産出する結晶も多くは六面体です。

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辰砂~東京国際ミネラルフェアの戦利品達~ [鉱物図鑑:硫化鉱物]

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中国湖南省張家界市

今回の東京国際ミネラルフェアで買ってきた最後の一品は、辰砂です。いつもなら水晶も買うのですが、途中で弾切れ・・・。不況が身にしみます・・・。

この辰砂は、透明度の高い深紅色の結晶が、白いドロマイトの母岩に乗っています。サイズによって値段がバラバラな辰砂が沢山置いてあった中から、結晶の綺麗なこの子を選んでみました。

辰砂と言えば、赤の顔料として知られ、古墳時代の石棺や壁画の彩色にも使われています。
最近密かにアズライトやマラカイトを粉末にして顔料を作っているのですが、これで赤色も手に入れました。そのうち何か絵でも画いてみようかと画策中です。まあ絵という程の物ではないでしょうが、息子と天然の顔料を使ったお絵かき程度を考えてますので、多分、もう少し先の話です。

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石黄 [鉱物図鑑:硫化鉱物]

1年以上も休止状態だったこのブログですが、せっかくミネラルフェアの記事をアップしたので、月1回位の頻度でも良いので、新しい標本もご紹介していこうと思います。
お付き合い頂ければ幸いです。

さて、再開一発目は、これです。
27回東京ミネラルフェア0020.JPG
石黄(Orpimemt) Quirovilca/Libertad Peru。サイズ:30mm×38mm

化学式は、As2S3
黄色顔料として広く利用されていましたが、化学式を見て分かるように砒素を含むため、毒性があり、現在ではほとんど使われません。

純度の高いものは、輝きのある冴えたレモン色を呈し、多くは橙黄色~黄褐色だそうです。
この標本で共生している透明な結晶は重晶石です。



辰砂(cinnabar) [鉱物図鑑:硫化鉱物]

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辰砂(cinnabar) 
Tongren Mine Guizhou prov. China サイズ:40mm×90mm
化学式:HgS

この標本は、白いドロマイト中に、6mm程の透明感のある深紅色をした辰砂の六角柱結晶以下複数の辰砂を見る事ができます。奇麗な六角柱結晶が印象的です。

辰砂(cinnabar)は、硫化水銀(HgS)の結晶です。伝統中国医学では「朱砂」や「丹砂」等と呼ばれ、鎮静、催眠の薬とされています。有機水銀や水に易溶な水銀化合物に比べれば、水に難溶な硫化水銀は毒性が低いそうですが、積極的に摂取したくないな~^^;
 

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タグ:中国産 辰砂

ウルツ鉱(Wurtzite)  [鉱物図鑑:硫化鉱物]

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
2015年最初にご紹介するのは、ちょっと地味なウルツ鉱(Wurtzite)の標本です。 
ウルツ鉱0001.JPG
ウルツ鉱(Wurtzite)  Kirki Mine, Greece サイズ:26mm×40mm
化学式は、ZnS

ウルツ鉱の結晶は、飴色の先が尖った六角柱状ですが、非常に小さくて写真では全くわかりませんね^^;
母岩中には銀灰色金属光沢を持つヨルダン鉱も散在しています。
ご覧の通り、非常に地味~な標本です。ですが、長波紫外線を当てると様子は一変します。

下の写真は長波紫外線を当てた状態ですが、ウルツ鉱は見事なオレンジ色、その周辺は黄色の蛍光を発して幻想的です。

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タグ:ウルツ鉱
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